lanケーブルに使われているいろいろなケーブル

lanケーブルと一言で言ってもいろいろな長さや形、カテゴリーがあります。

コネクタは統一されていて共通なので、違いは使われているケーブルによります。その違いを理解しておかないと適切な種類を選ぶことができません。上位のものを使えば確実ですが、その分コストがかかってしまいます。現在使われているlanケーブルは8芯線のツイストペアで、この条件はコネクタ同様共通です。見た目でわかる違いとしては、ケーブルの形状になります。基本的な太いものと比較してとても細いものやフラットタイプ、フィルムのようなものまでさまざまです。

標準的なものと比較して細いものや薄いものは使い勝手は良くなりますが、その分ノイズ対策が十分ではない恐れがあります。そのほかの違いとしては、ノイズ対策の方法によるものです。被覆の下に金属シートのシールドを施したものや、芯線をヨリ線から単線に変えたものなどがあります。単線はヨリ線に比べてノイズの影響を受けにくいので長い距離が必要なときに利用されます。

金属シールドも内部の芯線まで磁力が及ばなくなるので安心です。また、屋外で使用するlanケーブルは耐候性の高いケーブルが必要になります。屋外は太陽光による紫外線劣化がおきやすいため、紫外線に強い素材の被覆を使ったケーブルを使わなければ、短い寿命で劣化してしまいます。短い間隔で交換することが困難な場所で使うときには、耐候性の高いものを選びましょう。

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