耐候性のある銘板に使われる素材

銘板は、小型の平板に銘柄を表示したものです。

使われている用途はさまざまですが、分類としては「工業用」「設置用」「定格用」「注意・警告」「建物や建造物」などがあります。いずれも求められるものは、その銘板が取り付けられたものが、どのような役割を果たすものなのか、また作られた年代や使用上の注意などが記載されるものです。一般的には耐候性が求められるものは、金属板に文字をプレスしたり、または鋳造によって作られます。半永久的に使用するものであれば鋳造品が使われますが、一般に目にするもので多いのは金属板をプレスしたものです。

プレスした銘板の素材は、真鍮やアルミといった比較的柔らかい金属が使われます。耐候性も腐食に強い金属であれば長期間にわたってその機能を維持します。一方で、これらの方法はその場ですぐに必要とする場合には不向きです。このためアクリルを使ったものもあります。アクリル板そのものは耐候性に優れた素材で、長期間にわたって利用することが可能です。

また樹脂ですので彫刻も簡単にできますし、インクの付着も良いためその場で内容を書き込むことができます。それに特に樹脂ですので腐食にも強いメリットがあります。このほかにもインクを工夫してその場で印刷するタイプもあります。通常のインクでは耐候性がなく消えてしまってしまう可能性がありますが、工夫したものであれば長期間にわたって消えることなくその機能を維持できます。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *